リハビリテーション室

特徴

入院患者様の内部障害(心不全、急性および慢性呼吸器疾患、糖尿病)に対する再発、体力低下予防を目的としたリハビリテーションを行っております。
生活を営まれる上で、寝床で動く、トイレへ移動するために歩くなど、何をされるにも体内に取り込んだ酸素を利用しながらの動作を伴います。そのような動作を安全に行って頂けるようにリハビリテーション実施の際は、医師の指示のもと、理学療法士(PT)が必要に応じて酸素投与(リハ室に酸素アウトレット完備)、脈拍、SpO2を確認しながら取り組んで頂いております。

対象疾患

心大血管疾患リハビリテーション

急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、経カテーテル大動脈弁置換術後、大血管疾患(大動脈解離、解離性大動脈瘤、大血管術後)、慢性心不全、末梢動脈閉塞性疾患

呼吸器リハビリテーション

肺炎、無気肺等、肺腫瘍、胸部外傷、肺塞栓、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、気管支拡張症、間質性肺炎、塵肺、肺結核後遺症

運動器リハビリテーション

骨折術後、上・下肢の複合損傷(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち3種類以上の複合損傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(1肢以上)、体幹・上・下肢の外傷・骨折、運動器の悪性腫瘍等、関節の変性疾患、関節の炎症性疾患、運動器不安定症

資格等

  • 日本心臓リハビリテーション学会会員
  • 日本腎臓リハビリテーション学会会員
  • 往環境福祉コーディネーター2級

設備器具

18m歩行路・ウエイトマシン・トレッドミル・自転車エルゴメーター
リハビリテーション室は直線18m歩行が可能な広さを持ち、リハビリ機器も充実しています。

心肺運動負荷試験装置(CPX)

心臓リハビリテーション、呼吸リハビリテーション

運動負荷量決定のために…
運動負荷量は薬と同じで適正な量を処方する必要があります。多すぎては危険、少なければ十分な効果が得られません。
心肺運動負荷試験(CPX) を行うことにより、各個人に合った運動負荷量を求めることが出来ます。

スポーツ領域

最大酸素摂取量の計測のために、運動生理学分野での最大負荷までの代謝測定が可能です。